上七軒の和菓子屋<老松> 今だけの季節限定「夏柑糖」が美味!
こんにちは、トルテです。
私事になりますが、
わたくし先週、腰をやってしまいまして…。
いわゆる「ぎっくり腰」といやつです。
昨日、やっと椅子に座れるようになりましてこうしてブログを書いておりますが、外に出るのはまだ無理。
仕方がないので、過去に撮りためた画像を使う事に致します。
あしからずご了承いただきますよう、お願いいたしますm(_ _"m)
趣のある店構え
ということで本日は、
上七軒の「老松・北野店」です。
老松さんは北野天満宮の大鳥居から歩いて7,8分。
上七軒の石畳の通りにあります。
突き当りに見える木々が天満宮です。
今でもお茶屋さんが残る上七軒。
この道を中に入ると、舞妓さんや芸子さんがお稽古をする歌舞練場があります。
こちらのブログで、老松さんに新年の挨拶に来られた舞妓さん達が紹介されています。
老松さんは7枚目です。
老松さんは創業100年余り。
創業が古いお店が多い京都にあっては「老舗」とは呼べないかもしれませんが、作っておられる菓子には京都らしい趣があります。
奇をてらったような奇抜さや妙な華やかさがなく、しっとりと落ち着いたお菓子の数々は実に京都らしく、私は老松さんのお菓子が大好きです。
本日のスイーツ
夏柑糖 1620円
ゼリーのように見えますが寒天です。
夏みかんをそのまま寒天菓子にしたこの商品、夏にはもってこいのおいしさです。
*画像は昨年(2019年)のものです。
夏みかん独特の、ほんのりとした苦みも残っていて、まるでみかんそのものを食べている感じがします。
じめじめした梅雨の時期、暑い夏には最適なお菓子。
さっぱりとした甘さと酸味と苦みが、暑い時期に食べると妙に美味しいんです。
元々は戦後の物のない時代に、庭になった夏蜜柑を寒天にしたのが始まりだそうです。
その後、夏蜜柑は甘夏に作付け転換されて生産量が減り、現在は山口県の農家さん特別に作ってもらっているそうです。
確かに夏蜜柑って酸っぱい。他に甘い蜜柑がたくさん出てますからねぇ。
やはり夏蜜柑は家の庭木にできて、そのまま食べずに落ちるイメージかなぁ…。
皮を砂糖で煮るとおいしいですけどね。
未完の葉っぱや粒が残っていて、手作業の後が見えますね。
非常に丁寧に作っておられます。
このお菓子、簡単そうに見えますが、酸味の強い夏みかんを寒天で固めるのは、昔は実に難しかったんだそうですよ。
さてこちらの夏柑糖、毎年4月から7月の初め頃までしか販売されません。
今年は7月5日までとなっております。
その他のスイーツ
橙糖珠 (3個入り)648円
これ、<だいとうじゅ>と読みます。
金柑を砂糖で甘く煮て、同じく砂糖のフィリングがかかってます。
割るとこんな感じです。
甘いんですが、次々と何個でも食べたくなる不思議な美味しさがあります。
だそうですので、お気をつけあれ。
店舗情報
営業時間 9:00~18:00
現在(2020年6月)の営業時間は9:00~17:00
老松さんはここ北野店のほかに、店舗では嵐山に、
大丸京都、JR京都伊勢丹、伊勢丹新宿では販売のみをされています。
それぞれ営業時間が異なりますので公式HPでご確認ください。
最後にちょっと無駄話
腰が痛い(´;ω;`)
あぁ~情けなや。
腰の為には、やはり二足歩行は無理である。
四足歩行に戻るべきである。
幼児の頃のハイハイのままでいいではないか。
なぜわざわざ立ち上がる?
手を使いたかったのね。
そうよね、
そのおかげで、大脳もこんなに大きくなったんだもんねん。
じゃあさぁ、もう二本、手を生やそうよ!
脇腹あたりから、はたまた肩のあたりからにょきにょきと、手が二本でも三本でも生えてりゃ問題ないっしょ。
そんでもって、四足歩行に戻るのさ!
…しかしもしそなったら、
この世は「低い世界」になるわね。
高さはせいぜい1メートル。
そうなれば、<下>をきれいにしようってなるでしょうな。
目が地面に近くなるからね。
地面がきたなかったらイヤだなぁ。
お?
トイレはどうする?
便器が目の前って嫌の極みよぉ~。
ご飯はどうするのさ?
あれは、これはどうするのさ~?
てなことで、一から全部作り替え。
それはあまりに面倒だという訳で、結局またググっと立ち上がって、腰が痛いとなるのである。