こんにちはトルテです。
本日は京都は宇治。
「福寿園・宇治喫茶館」です。
緑の中に埋もれるような佇まい。
画像で見るよりも、実物はもっときれいです。
福寿園、二つの入り口
紫式部象像と宇治橋です。
自分で撮っておきながらですが、なんだかこの構図、怖いですねぇ。
式部さんのお顔が浮かんで見えるやないの…
それはさておき、紫式部さんの前を平等院に向かって歩きますと、宇治川沿いの小道に出ます。
左が宇治川、緑のトンネルですねぇ。
暫く行きますと、「あじろぎの道」と記された道しるべが出てきます。
右へ行くと平等院へ、左に行くと宇治川沿いの道に出ます。
福寿園・喫茶館は入り口が二か所ありまして、どちらの道を行っても店内に入る事が出来ます。
こちらは右へ行った所。
向こうの方に、先ほどの入り口が見えます。
こちらが左へ行った方。
川沿いからの入り口です。
お店の前には、屋形船が泊まっています。
コロナでなければ一番良い季節なんだけどなぁ…
店内の様子
こちらの店舗、非常に広くて雰囲気があります。
画像で見るとそうでもないのですが、実際には緑の木漏れ日がきれいで美しいんです。
画像では、その美しさが全く伝わってなくて残念至極。
こちらは2階席。1階よりも風景を満喫できます。
まずは川側のお席。
小道側のお席
2階に上がっってすぐの所に、製茶機の展示があります。
なんだか高そうな壺。
説明が書いてあったのですが、読むの忘れた…
私は一人、川沿いの席を占領。
くつろげる~。
本日のスイーツ
抹茶わらび餅(お土産用)270円
レモンの緑茶 250円
このわらび餅、ほんとはメニューにはないのですが、「わらび餅はありませんか?」と尋ねたところ、お店の方が<お土産用のわらび餅>をお皿に盛ってくれました。
*通常はできないかもしれません。
コロナですいてたからかな。
ありがとうございました。
夏と言えばわらび餅。
つるん・もちもちという食感が良いですよねぇ。
かき氷では冷たすぎる、という時はわらび餅が丁度良い。
わらび餅と言えば子供の時によく聞いた、「わらび~もち、かき氷~」という、わらび餅売りのリズミカルな声を思い出します。
あれを聞くと、夏だなぁと思ったものです。
さてお次は「レモン煎茶」、こちらのティーパックを使っています。
国産レモンの皮を使用したさっぱりとした煎茶。
レモンと言うよりは、ハーブの「レモングラス」のような風味です。
「レモンと煎茶!?」と思いましたが、意外な美味しさで、私は好きな味でした。
他にもフレーバー煎茶がありまして、
バナナ煎茶?どんな味なんだろうか?
ちょっと勇気がいりますよねぇ。
お値段が250円なので、お試しで色々飲んでみるのもいいかも。
オンラインショップもありますよ。
でも残念、バナナ無い…。
そして気になったのがこれです。
「ご自身で点てる抹茶」
抹茶・玉露・煎茶とありまして、どれも和菓子が付いております。
1人で点てるのは少々寂しいですが、お友達と行かれた際にはいいかもしれませんね。
店舗情報
営業時間 11:00~17:00
(季節により変更あり)
定休日 不定休
駐車場情報
喫茶館には専用駐車場はありません。
JR、京阪の宇治駅周辺には
コインパーキングが複数あります。
最大料金は600円~900円。
最安値は「タイムズ京阪宇治駅前」の550円。
すこし歩きますが、
宇治川沿いの緑を眺めながら行くのもおつなものですよ。
最後にちょっと無駄話 平等院と浄土
平等院
5月の半ば。
大変お天気が良く、散策日和な一日でした。
スタバでお茶をした後に、すぐ前の「平等院」へ。
この日はコロナの影響で人もまばら。
左に少し見えているのが藤棚です。
門の前にも中にもありますが、ここ平等院の藤は本当に見事で、毎年花見客でいっぱいになります。
きっと今年も、きれいに咲いたのでしょうねぇ。
さていよいよ、こちらがあの10円玉にある鳳凰堂です。
おもいっきり逆光で、真っ黒ですねぇ…
前にある棒みたいなのは、コロナ平癒などの願い事が書かれています。
こちらの画像の方がまだ色がある?
そんなに変わらん?
木々の合間からのこちらが一番きれいかな?
庭園や鳳凰堂の修理がすべて済んだのが2014年。
まだ6年ほどなので、色がとってもきれいですね。
浄土の理想郷ですから、これくらいはっきり色が付いている方がそれらしいです。
浄土とは
お寺や神社って古びた感じが良いなぁなんて思いますが、できた当時は極彩色で、実はとっても派手派手なんですよね。
仏様の住む極楽浄土を再現しているわけだから、しなびていてはダメです。
そんな詫びさびした所に誰が行きたいもんですかいな。
ところでこの<浄土>、仏様の数だけあるってご存知でしょうか。
付け焼刃の知識をひけらかしておりますが、浄土とは悟りを開いた仏様のいる所。
だからその仏の数だけあるんだって。
有名な<極楽浄土>は、実は阿弥陀如来さまのお住まい。
お釈迦さまは<霊山浄土>
観音様は<補陀落浄土>と決まっているらしい。
う~む、なんだかアメリカの豪邸街のようですなぁ。
お隣の浄土に遊びに行ったりとか?
みんなで宴会とか?
家族ぐるみのお付き合い、って仏様には家族はないだろう?
仏様の家族…ないよねぇ。
<仏>って何?
そもそも<仏さま>ってなんじゃらほい。
知っているようで知らない<仏>の正体。そんでもって調べてみた。
仏って何なのさ?
簡潔で実に分かりやすい。
一言でいうなら<仏>=<悟りを開いた人>ってわけね。
という事は、ただの一般人でも、悟りを開けば<仏>になれるってこと?
しかし悟りを開いた事を、一体どこで誰に証明すればいいのさ?
<悟り検定試験>なんてものがあるのか?
そもそも悟りを開いたかどうか、どうやって判断するのさ。
<即身仏>
絶食の末に死に至る修行。
これを行えば<仏>になれるんだろうか。
昔、即身仏を扱った番組を見て、凄い人がいるもんだと信じられない思いがしたものです。
即身仏ってこういう事です。
スゴイですよねぇ。
常人にはとてもできません。
でもミイラとして発見されれば<即身仏>で、
朽ち果てていれば<無縁仏>って、
…ひどすぎやしませんか?
そこまでしたのに<真如海上人>。
<上人>って高僧って意味ですよね。
え~、仏じゃないの~。
あのねぇ、そもそもこれは名を成すためにするもんではないの!
上人だろうが仏だろうがどうでもいいの。
そんな事はどうでもいいと思えることが、修行であって道なのよ。
分かる?
はぁぁぁ
欲どおしい私には、到底無理でございますよ。
「絶対に即身仏になってやる~!」と意地でも腐るものかと踏ん張ってしまうでしょう。
その挙句、怨みがましい地縛霊にでもなるのがオチでございます。
愚かな人は常に名誉と利益に苦しむ
上席を得たい
権利を得たい
利益を得たいと
常にこの欲の為に苦しむ
出典 仏陀のことば
その通りです…はい。
☆お読みいただきありがとうございました。