関西まいにちカフェ日記

京都と大阪、おいしいものを綴ります

北野白梅町の「クリケット」・フルーツサンドで有名ですがパフェも美味しいです!

こんには、トルテです。 

 

本日は果物専門店

「クリケット」です。

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京都では超有名なお店ですが、創業は1947年の老舗フルーツパーラです

 

2017年に改装されて感じが変わりましたね。とってもモダンな雰囲気になりました。 

 

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店内の様子

 

店内もきれいになりました。

オフホワイトを基調にしたシンプルなインテリア。

 

こちらは8月の様子です。

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 夏なので、ひまわりですね・・・(-_-;)

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次は11月の店内です。

冬なので綿の木が生けられています。

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そして1月は松でした。

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クリケットさんのマスコット「こおろぎ」。 

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なぜ店名が「クリケット」なのか?

 

以前、番組のインタビューで、

「店名は、童話「ピノキオ」に出てくる”コオロギ”からもらいました。」

と社長がおっしゃっていました。

 

ピノキオに出てくるコオロギは、ピノキオの良心役として登場します。

 

「お話と同じように、”クリケット”を良き方向に導いてくれるように」

店名にはそんな願いが込められているそうです。 

 

本日のスイーツ 

 

【フルーツパフェ】 1200円 

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フルーツがたくさん乗っています。

グラスの中には苺が隠れています。

 

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メロンから時計回りに、

梨、洋ナシ、リンゴ、キウイ、シャインマスカット、グレープフルーツ、オレンジ、ブルーベリー。真ん中はミルクアイスと生クリーム。

 

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非常にシンプルなパフェですが、フルーツを味わうにはこれくらいシンプルなのが良いのです。

 

フルーツ専門店だけに、どの果物も甘いです。 

 

【フルーツサンド】1200円

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クリケットさんのフルーツサンドは非常に有名ですが、評判通りのおいしさ。

私の中では、京都で1位のおいしさです。

 

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薄目のパンに甘さ控えめの生クリーム。

 

そして、なんとも甘いフルーツの数々。

キゥイがほんとに甘い。

 

上に乗っているフルーツは季節ごとに変わります。

 

これは1月のフルーツサンド。

春なら上に苺が乗っています。
 

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一口サイズに小さくカットされているので、とっても食べやすいです。

大口をあけずに済みます (^▽^)

 

 

【レモンゼリー】 700円

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レモンをそのままゼリーにしたような瑞々しさ。

 

甘酸っぱくて、少し柔らかめのこのゼリーは本当に絶品です。

 

レモンゼリーは、ぜひ真夏に食されることをお勧めします。

 

この酸っぱさに生き返りますよ~。

 

他に「グレープフルーツゼリー」、オレンジゼリーもありますので、どれでもお好きなものをどうぞ。

 

 

その他のメニュー

 

この他、季節ごとの限定パフェがあります。

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 店舗情報 

 

 

営業時間 10:00~18:00

定休日  火曜日不定休

TEL   075-461-3000 

◆公式HP ◆

 

駐車場情報

 

専用駐車場が1台分あります。

提携のコインパーキングもありますので、そちらを利用すれば便利ですね。

和食さとのすぐ隣ですのでわかりやすいです。

 

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その他、徒歩5分圏内にコインパーキングが2か所あります。

どこも60分200円ほどです。

 

 最後にちょっと無駄話 

 

本日のお店「クリケット」の名前は【ピノキオのコオロギ】ですが、ピノキオと言えばやはり「ディズニー」でしょうね。

 

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出典:ディズニーキッズ

”名わき役”としての「ジミニー・クリケット」。 「星に願いを」も良い曲です。

 

原作では「話すコオロギ」として登場しますが、ディズニー版とは少々趣が違います。

 

なんと、コオロギの忠告をうるさく思ったピノキオに、木槌を投げつけられて殺されてしまいます。

 (*_*)

 

原作「ピノッキオの冒険」

 

先日たまたまTVをつけると、

NHK・Eテレの番組「100分で名著・ピノッキオの冒険」がやっていました。

 

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出典:NHKテキスト

実は私、原作の内容はもとよりディズニーのピノキオもよく知らない…。

 

ピノキオはおじいさんが作った木の人形、嘘をつくと鼻が伸びる、そのくらいのトホホな知識しかありませんでした (-_-;)

 

以降は番組の受け入りです…。

 

ピノキオが誕生した時代

 

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出典:wikipedia

作者カルロ・コッローディが「ピノッキオの冒険」を書いたのは1883年(初版)。

 

当時のイタリアはイタリア王国として統一してまだ20年ほど。

 

出来たばかりの王国は政治も社会も不安定。

 

作者はそんな社会の不条理を、作品の中に「風刺」として盛り込んでいます。

 

最初はひどい終わり方?

 

初版の「ピノッキオの冒険」は、ローマの「こども新聞」に連載されました。

 

ところがその物語、

ピノキオが騙され,、

金を奪われ、

売り飛ばされ、

挙句の果てに木に首を吊られて死んでしまうという、なんとも「え~!?」な終わり方だったようです。

 

作者、なかなかやりますな。

 

それはないだろうと、子ども達から苦情の手紙や続編を求める声が殺到したんだとか。

 

そこでピノキオを生き返らせて続きを書いたのが、今のちょいとマイルドな「ピノッキオの冒険」なんだそうです。

 

なるほど…。

 

昔話もおとぎ話も、子供向けのマイルドな内容に変わっていますが、ピノキオもそうだったのですね。

 

私はどちらかと言うと、初めの残酷な話の方が興味深いですけど…。

 

ディズニーの相棒のようなコオロギと、うるさがられて殺されてしまうコオロギ。

 

さて、クリケットさんはどちらのコオロギを思って名付けられたのでしょうね?

 

それはやっぱり…ですよね。 

  

 

☆お読みいただきありがとうございます。