関西まいにちカフェ日記

京都と大阪、おいしいものを綴ります

おこもりの毎日、お菓子でも作ってみる <焼きメレンゲを作ろう!>

こんには、トルテです。

 

 家族が毎日家にいるって…

本日はカフェ紹介はお休みしまして、

「焼きメレンゲ作りました (^^)v」でお送りします。

 

「素人の菓子作り見て何がおもしろいねん?!」

 

えぇ、わかります、わかりますとも。

お怒りのお言葉はごもっともでございます。

 

でもでも、

子どもが毎日ず~っと家にいるのですよ。

ついでに夫も、在宅勤務で家にず~っといるのです。

家族全員がずっと家にいる状況って、けっこうなストレス。 

 

しかもその間、

子どもはyoutubeばっかり見ていたり、

朝も毎日10時起きだったり。

とにかく生活が乱れに乱れておるんです。

 

「子どもの生活習慣を何とかしなくては!」

そう思うと、更にどっと疲れるのです。

 

「子供は毎日学校に行く」

「大人は毎日仕事に行く」

これが親子にとってどれほど精神衛生上大事な事か! 

改めてそのありがたさを思い知る毎日なのでございます。 

 

このモヤモヤ打開のためには、何かに挑戦するのが一番。

ということで、

今回は「焼きメレンゲ」に挑戦することとあいなりました。

 

 いやいや~長い前置きでござりました。 

 

ん? で結局、

それがなんで素人の菓子作りを読む羽目になるのよ?

いや、だからそれはですねぇ…ん~む…

 

「ラ・メゾン・ジュボー」のメレンゲ

「メレンゲ」といえば「ラ・メゾン・ジュボー」

フランスに本店のあるお菓子屋さんで、

関西では2018年に、京都祇園JR伊勢丹京都にオープンしました。

他には東京の広尾、名古屋にも出店しています。

 

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<出典:web leaf>

www.leafkyoto.net

 

なんじゃこれ?

という画像ですが、この写真よく目にしませんか?

ご存じの方も多いと思いますが、これ「メレンゲ」なんです。

 

「岩」っていう意味の「ロカイユ」というお菓子。

けっこう大きな焼きメレンゲで、手のひらくらいの大きさがあります。

 

以前、JR京都伊勢丹店で買ったのですが、

確か、バニラ・ショコラ・カフェがあったような。

画像を取り忘れていまして、記憶があいまいですが (-_-;)

 

サックサクで程よい甘さで、ものすごくおいしかった。

私はカフェが一番かな。

 

京都グルメ取材のプロの方のブログです。

お店のことが詳しく書かれています。

archette.exblog.jp

 

焼きメレンゲ成功の秘訣

昔から何度も焼きメレンゲには挑戦しているのですが、

つい最近まで成功したことは一度もありませんでした。

 

というのも、

「焼きメレンゲは低温で1時間、乾燥焼きにする」という大事なことを知らず、

ケーキを焼くように160度という普通の温度で焼いていたからなんです。

(-_-;)(-_-;)(-_-;)

 

しかし!

ちゃんと低温焼きにしても、たまに失敗することがあります。

 べっちゃりとなってしまったり、

焼いたときはサクサクでも、時間がたつと石のように固くなったり。

 

あれは何が悪いんでしょうね?

同じようにしているつもりなんですけどねぇ。

失敗したときの虚しさったら。

 

焼きメレンゲをつくるぞ! 

材料を用意 

*卵白 2個分(約80g)

*さとう 60g

*あればアーモンドプードル 40g

 

今回はアーモンドプードル無しで。

たまたまお家になかったので。

 

砂糖は60g~140gくらいの間でお好みで調整してください。

砂糖が多いと生地が重くなって、成型が保ちやすいです。

ただ、甘いですよ~。

 

基本はこれだけなんですが、

今回は半分を「片栗粉入り」にしてみました。

 卵白1個分に対して10g入れます。

サクサク感が増すそうです。

本当は「コーンスターチ」がいいのですがなかったので代用です。

  

1.卵白を泡立てる

 とにかくひたすら泡立てる。 

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最初はこんな状態ですが、

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こんな感じになったら砂糖を入れます。

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シフォンケーキならこれくらいでいいのですが、
メレンゲ菓子は、もう少しがんばりましょうか。

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ボールを斜めにすると早く泡立ちます。

 

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このくらいかな?

角がちゃんと立って崩れないくらいになったら完成!

 

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あんまりやりすぎると、分離してボソボソになるのでご注意を。

 

実は今回、やりすぎまして(*_*;

ちょっとボソボソになってしまいました。

角がきれいに保てるかどうか?

 

気を取り直して、

半分のメレンゲに片栗粉を入れてみます。

どんなのになるんでしょうか?

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2、絞りだす

 ビニールの簡易絞り袋は中身を入れにくいのですが、

何とかして入れちゃいましょう。

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メレンゲを入れて、先を引っ張ります。

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入りました!

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絞り出すとき、袋をあまりぎゅうぎゅうと絞らない方がいいです。

泡がつぶれてしまいますので。

 

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あ~あ、

形も間隔もバラバラでございます…。

こういうところに性格がでるんですよねぇ。

やだわ~。

しかも 泡立てすぎで、やっぱり角がきれいに立たなかったわ。

 

3.焼く

オーブン100℃で60分焼きます。

100℃以下に下がるのであれば、もう少し下げてもいいです。

とにかく低温でゆっくり時間をかけて焼きます。

 

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途中でメレンゲが茶色くなってきたら、一旦オーブンを開けて温度を下げます

今回は2分くらい開けておきました。

雨の日は湿気るので、どのくらい開けておくかは臨機応変に。

 

そして再び焼きます。

 

4.追加で焼く

60分焼くと、メレンゲが焼けているかどうか触って確認。

ふにゃ~の状態なら更に追加で10分~20分、様子を見ながら焼きます。

 

それでもまだ下の方がふにゃっとしているときは、

メレンゲをシートから外し、

お尻の部分を上にして更に5分ほど焼くとサクッとします。

角は潰れてしまいますが、仕方なし。

 

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左のが生焼けになっています。

しっかし茶色いなぁ…。

 

今回はトータルで80分焼きました。

茶色いのはそのせいですかね?

やはり少量ずつ、60分で焼くのがいいように思います。

 

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完成です(。・ω・。)ノ♡

かなり茶色くなってしまいましたが、

サクッとした仕上がりなので良しとしましょ。

 

こちらはもうちょっと白いです。

しかし形が不細工ですねぇ (-_-;)

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5.乾燥剤を入れましょう

出来上がったら、容器に詰めます。

必ず容器の底に「乾燥剤」を入れましょう。

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私は「味のり」の袋に入っている、大きな乾燥剤を使っています。

 

まとめ

今回の反省点をまとめました。

 

①たくさん詰め込んで焼かないこと

生焼けが出てしまいます。

 

②泡立てすぎに注意!

卵白が分離して、絞り出した時にだれてしまいます。

でも味ににはあまり関係ないように思います。

 

③砂糖の分量

今回は甘さ控えめ、卵白1個に対して30gにしたのですが、

絞り出しをきれいに保つためには、やはりもう少し多めのほうがいいです。

甘さはちょうど良いんだけどなぁ。

 

片栗粉の結果は

さて、片栗粉を入れたほうですが、

「たまごボーロ―」のような味になってしまいました(-_-;)

 

確かに、ボーロは片栗粉のお菓子ですもんね。

焼きメレンゲの味からは遠くなってしまうような気がします。

私は片栗粉無しのほうがいいなぁ。

 

甘~いのが欲しいときに、

ちょいとつまむのにちょうどよいメレンゲ菓子。

皆様も一度挑戦してみたくださいね。

 

 

*冒頭のお店「ラメゾンジュヴォ―」のHPです

www.patisserie-jouvaud.jp

 

 

 ☆お読みいただきありがとうございました。