下鴨神社の休憩処「さるや」 ☆素朴なお団子で無病息災を願う☆
こんにちは、トルテです。
世の中はコロナ禍で大変なことになっておりますねぇ。
早期の収束を願いまして、本日のお店は神社です。
*来店は2020年1月16日です。
本日のお店
下鴨神社のお茶屋「さるや」
下鴨神社といえば上賀茂神社と共に、5月の「葵祭」で有名ですね。
世界遺産にも登録されている由緒正しい神社ですが、
数年前には、鎮守の森である<糺の森>にマンション建設の計画が上がり、
大変話題になりました。
この話はまた後ほど。
鳥居の向こうに見えるのが<楼門>ですが、
「さるや」さんは、この鳥居の手前にあります。
糺の森の参道を10分ほど歩くと、この大鳥居に着きます。
「さるや」さんを正面から。
お店の入り口。
「申餅」の・・・この布は何というのでしょうか?
赤色が神社らしくて、まさしく魔除けの色ですね。
本日のスイーツ
申餅とほうじ茶のセット
400円
この申餅、葵祭の申の日に神様にお供えしたのが始まりなんだそうです。
小豆のゆで汁でついたお餅は、紫がかった海老茶色をしています。
このはんなりとしたお餅の色は「はねず色」と言いまして、
明け方の、空がぱあ~っと茜色に染まる、あの色なんだとか。
命の誕生を意味するそうですよ。
お餅の中には小豆あんが入っています。
この申餅を食べることで、
身を清め元気を頂き、無病息災を祈ります。
湯呑の底には<葵の文様>が。
図案が美しいです。
つぼみの赤が粋ですね。
その他のメニュー
*価格は2020年1月のものです。
良縁ぜんざい 800円
「良縁」とは男女の間のことだけではなく、
仕事やその他、何でも良いご縁をいただくことを言います。
皆様に良いご縁がありますように!
おしるこ 520円
お餅もいいのですが、この「白玉のぜんざい」も良いものです。
「みたらし団子」発祥の地と言われる下鴨神社。
やはりここは餅ではなく「しらたま」でしょう。
まめ茶とテイクアウトの申餅
まめ茶の豆と加茂葵
現在は初夏のメニューになっていまして、
カキ氷、冷やししるこなどが出ています。
コロナが収束したら、ぜひ食べに行きたいです。
店舗の中でも外でも、どちらでも食べることができます。
私は外で座りましたが、この日はまだ1月の中ごろ。
まだまだ空気は冷たく、私以外には誰もいませんでした。
店舗情報
*営業時間 10:00~16:30
メニュー表も載ってます。
駐車場情報
参拝者専用の駐車場があります。
ハイシーズンは駐車場入り口が大変混雑します。
下鴨神社について
楼門です。実物はもっと色がきれいです。
式年遷宮
下鴨神社は平成27年4月に式年遷宮が行われまして、
鳥居や社殿の朱色が鮮やかで、とってもきれいです。
式年遷宮とは、一定の年限で社殿を新しく造り変える一連の儀式を言います。
下鴨神社では21年に一度ありますが現在は造り変えはせず、
檜皮葺の葺き替えと、傷んだ箇所を修繕するにとどめています。
国宝や重要文化財に指定されているものが多く、壊すことができないからだそうです。
といっても、
屋根の葺き替えだけでも凄い金額になると思います。
式年遷宮の費用は、総額30億円 (*_*; だそうです。
<舞殿>
糺の森にマンション建設
2015年、
下鴨神社の鎮守の森である「糺の森」の一角にマンション建設計画が持ち上がり、大変話題になりました。
式年遷宮の費用30億円を捻出するためだったそうで、
国からの補助金が8億円、寄付が10億円集まり、あと12億円が足りなかったとか。
<御手洗社とみたらし川>
葵祭の際に、斎王代が禊を行う場所です。
「みたらし団子」発祥の地でもあります。
<下鴨神社HPから拝借>
葵祭の禊は上賀茂・下鴨で、毎年交互に行います。
2020年は「上賀茂神社」の予定でした。
そこで神社は苦肉の策で土地の切り売りを決行。
実際には「切り売り」ではなく、50年期限付きの土地貸しですが。
反対運動も起こりましたが、2017年に高級マンションが完成。
<JR西日本不動産開発(株)HPより拝借>
前面の石畳が下鴨神社の参道です。
参道を挟んで両側に低層マンションが建っています。
参道とマンションとの間には小川が設けられていまして、
なかなか風情があります。
実際に歩いてみましたが、
一見マンションとは思えず、神社の施設かと思いました。
妙に馴染んでおりまして、特に違和感はないです(個人の意見)。
お値段は高そうですが、
50年後には取り壊しとなるわけで、なんだかもったいないですねぇ。
”住むため”と言うよりも、別荘や賃貸し目的なのでしょうけど。
本物件に関心のある方は、こちらのHPをどうぞ。
まだ販売しているかも。
寺社仏閣も大変な時代
神社にしてもお寺にしても、現状を維持するだけで大変な時代ですね。
氏子も檀家も減る一方でしょうし、
よほど大きな観光用(?)寺社仏閣でもないと難しいでのでしょう。
<水みくじ>
みたらし川の水に浸して占うんですね。
京都市内でも土地を売って郊外に移転する神社もあるそうです。
たとえば、二条城の近くにあった「出世稲荷神社」という神社。
豊臣秀吉ゆかりの神社で、バス停の名前にも使われていたのですが、
平成24年に京都の郊外「大原」に移転。
跡地にはやはりマンションが建っているようです。
社殿維持には巨額の資金が掛かりますから致し方ないのでしょうね。
学生時代、バスで神社の前を通ると聞いていた、
「出世稲荷前~」
というバス停名が耳に残っていて、なんだか寂しい気分です。
太鼓橋がきれいです。
これからは公金頼みではなく(期待できないし…)、
「文化」は<みんなで守るもの>になるのかもしれませんね。
個人ができる範囲で寄付をして支えていく。
そんなことが今以上に必要になっていくのかもしれません。
今回のコロナウイルス禍で、様々な文化が青息吐息になっていますね。
スポーツ、音楽、小劇場や映画館も…。
どこも経営が大変だと思います。
このまま文化の火が消えないように、
私にも何かできる事はないだろうか?
・・・そんなことを考える毎日です。
☆お読みいただき、ありがとうございました。
烏丸丸太町の州浜専門店「すはま屋」・コーヒーとの相性が抜群です。
こんにちは、トルテです。
本日は烏丸丸太町にある州浜専門のカフェ、その名も「すはま屋」
正式には「洲濱×COFFEE すはま屋」です。
以前は1657年創業の「直村義次」という州浜専門店だったのですが、
数年前に店主の直村さんが高齢のため引退。
その後、茶道家元教授のお嬢さんが、
「初釜に直村さんの州浜を使いたい」との思いから州浜作りを引き継がれ、
2018年、州濱×COFFEE「すはま屋」として開業されました。
「直村義次」では販売のみでしたが、店舗にはカフェを併設。
和菓子・州浜の予約販売もされています。
店内の様子
小さな床の間には掛け軸、カウンターには苔玉に南天。
控えめな照明と相まって、とても落ち着いた雰囲気です。
二人掛けのテーブルが4卓ほどの小さなお店ですが、
大通りに面しているにも関わらずとても静かで、
ついつい長居をしてしまいそうな居心地の良さです。
テーブルの鉢植。
「和」ですねぇ。
本日のスイーツ
州濱セット 600円
州濱とセットのドリンクは、コーヒー・紅茶・お抹茶から選べます。
京都らしく<おうす>も良いのですが、
私のお勧めはコーヒーです。
州浜のきな粉味に、コーヒーが良く合うのです。
これは新たな発見でした。
コーヒーには小さな州浜が付いてきます。
固めの州浜もありますが、すはま屋さんの州浜は柔らかい。
わたしはこのしっとりした州浜が大好きです。
州浜とは?
さて、州浜、州浜と言っておりますが、皆さま、「州浜」というお菓子をご存知でしょうか?
私は恥ずかしながら、京都に来るまでその存在を知りませんでした。
ある日、たまたま和菓子屋さんで州浜を購入し、
そのあまりのおいしさに「このお菓子は何ですか?」とお店の人に訊いたところ、「州浜ですよ」と。
すはま? すはまとは何ぞや?
州浜解説
州浜とは、大豆と青豆を煎じて引いた<州浜粉>に、砂糖と水飴を加えて練ったお菓子です。
大豆粉だけでは黄色、青豆だけなら緑色になります。
私はてっきり<きな粉>だと思っていたのですが、豆の引き方が微妙に違うようです。
<州浜>というネーミング
州浜とは浜辺にできた三角州のことを言いまして、紋として使う場合は<神仙の住む蓬莱山>を意味するそうです。
ちなみに、家紋の州浜紋はこれです。
お菓子の州浜と形が似てますね。
<出典「wikipedia」>
さてWikiによりますと、
お菓子自体は鎌倉時代からあったようですが、当時は「豆飴」と呼ばれていました。
江戸時代になって、先代の和菓子屋「直村義次」が作った豆飴が<州浜紋>に似ていたため、<州浜>と呼ばれるようになったとか。
おぉ~、やはり「直村義次」は、すごい和菓子屋さんだったのですね。
メニュー
スイーツは州浜がメインですが、チーズケーキもあります。
店舗情報
<営業時間>
カフェ 12:00~18:00
販売 10:00~18:00
定休日 日祝日
(喫茶は水曜日も休業)
すはま販売は予約制です。
駐車場情報
店舗の周りにコインパーキングが多数ありますが、近いのは次の2か所。
30分220円
30分330円
最後にちょっと無駄話 京の町には自転車が良く似合う
京都は和菓子屋さんが多いです。
御所があったのですから当たり前と言えば当たり前なんですが、
他府県ではデパートでしか買えないような老舗のお菓子でも、
リャリチャリと自転車で買いに行けてしまう。
京都の良さとは、案外そういうところかもしれません。
京都の町は狭い。
狭いがゆえに、何もかもが一所にギュッと凝縮されている。
宇治や伏見などの観光地や嵐山などもありますが、
京都の老舗や名店は
東の東大路通り、西の西大路通り、南の七条通り、北の北大路通り。
この大きな通りに囲まれた地域と、その線の外縁に集中しています。
大通りを自転車でぐるりと一周すると、だいたい2時間くらいでしょうか。
大通り一つが25分~30分くらいなので、1周では約2時間。
その間、なんだかんだ見て食べても、丸一日あれば回れる距離です。
あれこれ寄ろうなんて思うと無理ですが、京都の街並みを感じるだけなら、それくらいの時間でも楽しめます。
できれば、大通りから一本入った細い道を行く方がより楽しいです。
最近流行りの民泊をはじめ、
小さなホテルや宿はどこでも、自転車を貸し出している所が多いです。
駐輪場のあるとこなら、
混み混みの市バスで移動するよりも自転車の方が快適ですからね。
京都市内は坂道も少なく、電動自転車でなくても何とかなります。
但し、 西大路通りの北進だけはず~っとゆるい坂道なので地獄です。
その代わり帰りは「ほっほ~い (*^^)v」ですけどね。
老舗・名店を自転車で巡ることができる京都。
「食べ物系ブロガー」にとって、こんなにおいしい町はありません。
今後もせっせと自転車にまたがり、京の町を疾走しようではありませんか!
美味しいものを求めて、いざ出発!
千本今出川の「千本玉壽軒」・ねずみさんの干支菓子がなんともかわいい
新年明けまして
おめでとうございます
こんにちは、トルテです。
新年最初のお店はこちら、
「千本玉壽軒」さんです
千本玉壽軒は、今出川通りにある「本家玉壽軒」で修行をされた先代が、同じ西陣の地で暖簾分けされた和菓子店です。
お店の趣が本家さんの店舗と似ています。
店内は京都の和菓子屋さんらしい、昔ながらの造りです。
それにしても、京都の老舗和菓子屋さんは「椅子」があるお店が多いですよね。
座って待っていられるので楽ちんです。
店頭には、おいしそうな上生菓子がたくさん並んでいます。
本日のスイーツ
我が家は毎年、お正月の朝に上生菓子を食べることにしているのですが、今年は千本玉壽軒さんで購入しようと行ってみると、店先にこの子が。
上生菓子を買おうと思っていたのですが、このかわいい子を見てしまったらもうダメです。
干支菓子 150円
私を見つめるつぶらな瞳、「買って、買って」と言っているような。
誘惑に負けてねずみさんを買い、これだけでは寂しいのでお干菓子も。
京のしおり 770円
あまり硬くなく、ふんわりとした食感です。
特に右手の亀の甲羅のは、お口の中でふわっと溶けます。
飴はお砂糖の風味がしっかり残っていて、素朴な美味しさ。
わたくし、この干菓子が大好きで。
京都の干菓子は繊細な美しさで、見て楽しみ、食べて楽しみ。
良いですねぇ。
かわいいねずみさんとお干菓子をセットに。
その他の商品
千本玉壽軒の看板商品はこちらの「西陣風味」。
黒ゴマ入りのこし餡を羽二重餅でつつんであります。
しっとりとした羽二重が美味しいです。
<公式HPより>
他にも季節限定のお菓子もありまして、
桜や青もみじなどの季節の草花を押した和三盆糖のお菓子や、夏の琥珀、加茂川鮎などなど。
私は7、8月だけに出る水ようかんの「朝つゆ」が好き。
竹筒に入っているとろんとした水ようかんを、付属の棒で押し出して食べます。
上品な甘さと瑞々しさで、暑い夏でもさっぱりと食べることができます。
<公式HPより>
店舗情報
営業時間 8:00~18:00
定休日 水曜日
電話 (075)461-0796
所在地 京都市上京区千本通今出川上ル
最後にちょっと無駄話 新年をむかえて
このブログをはじめて半年が経ちました。
甘いものが大好き、インテリアや店舗内装を見るのも好きで、
そういう「超個人的な感動」を伝える(と言うか、発散?)場ではありますが、
私にとってはとても大切なブログです。
そんな当ブログ、
文章も画像の見せ方もおぼつかず、
何ともつたないブログであるにも関わらず、
読んでくださる人がいらっしゃる。
本当にありがとうございます。
感謝しかございません。
今後も有名・無名に関係なく、
おいしいもの、素敵だなぁと思ったお店を紹介して参ります。
息長く続けていく所存ですので、
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
金閣寺前のコーヒーショップ「GO GO COFFEE」 高校駅伝を応援しつつコーヒーを堪能する
こんにちは、トルテです。
本日は金閣寺近くのコーヒーショップ
「GO GO COFFEE」です。
2019年7月にオープンした新しいお店です。
嵐山のコーヒーショップ「アラビカ京都嵐山 」の山口淳一さん監修、
パティシエール阪本久枝さん他のコラボショップとなっています。
西大路通りの向かいには「ようじや」さんがあります。
右に見える木々の向こうが「金閣寺」です。
店内の様子
真っ白な内装。
お店の中央には、椅子になる丸太が置かれています。
日本杉だそうですよ。
ちょっと角度を変えて店内を。
杉の丸太、座っても冷たくないんです。
本物の木だからかな?
壁沿いには長いカウンター。
この椅子、ちょうど良い高さで座りやすいです。
クリスマスが近かったので、
真っ赤なポインセチアとクリスマスツリーが飾ってありました。
キッチンカウンターの機材もすべて白。
本日のスイーツ
ジャスミンティーカフェラテ 550円
どれにしようかとメニュー表を見ていると「ジャスミン」の文字が。
ジャスミン? あのお茶のジャスミン?
カウンターのお姉さんに確かめると
「はい、あのジャスミンティーです」との事。
好奇心で頼んだジャスミンティーカフェラテ。
これが、結構おいしいです。
コーヒーを飲むと舌に灰汁が残りますよね。
あの灰汁を、ジャスミンティーが少し消してくれます。
なのでのど越しが爽やかで、さっぱりとしたコーヒーに仕上がっています。
初めて飲みましたが、好きですねぇ、この味。
このラテアートって一瞬の美しさですね。
本当に飲むのがもったいない。
<クロワッサン>
アマンド 350円
プレーン 300円
商品名はフランス語で書いてありまして、
左が「 fram boise croissant aux amandws」
右が「croissant from france」
左のクロワッサンは中にアマンドクリームが入っていて、
サクサクのクロワッサン生地と、
ほんのりアーモンドのクリームが良く合います。
ラズベリーの酸っぱさが甘さを引き締めてくれます。
その他のメニュー
グリーンティー抹茶レモネイドと、
隣の2つのソーダーが気になりますね。
どんな味なんだろう?
店舗情報
営業時間 9:00~18:30(変更有)
定休日 不定休
電話 (075)466-5550
駐車場情報
この辺りはコインパーキングが少なく、店舗のすぐ近くにはありません。
お店の裏通りに2か所ありますが、歩いて10分~15分くらいでしょうか。
ただ金閣寺が近いの上に収容台数が少ないので満車の可能性もあります。
*「リパーク衣笠街道町駐車場」
収容台数は5台
40分200円
最大料金 500円~600円(場所によって)
*「フルーツパーク衣笠東御所ノ内町」
収容台数は4台
60分200円
最大料金 800円
最後にちょっと無駄話
京都高校駅伝
この日はちょうど、全国高校駅伝が開催されていました。
午前中は女子、午後からは男子の順です
西京極のスタジアムから出発し、五条通りから西大路通りに入り、
金閣寺から北大路通り、烏丸通り、そして御所へと向かいます。
京都市内を半周し、名所を巡るようなコースです。
トップでやって来た2人。
ここの少し前でタスキを受けた選手です。
軽快な走りでした。
白バイ、カッコいいですね。
女子の場合は警察官の制服がピンク色で、
とっても華やかですね。
さて、こちらは男子の部。
ネットでも話題になっていた<ピンクの靴>。
私も見ていて「なんでみんなピンクなん?」と思いました。
このシューズは<ナイキの厚底シューズ>だそうですが、
あらためて見ると、ほんとにピンクばっかりですね。
前出の女子もピンクです。
試合前のアンケートでは、
男子の8割、女子の4割のチームが使用すると答えたそうです。
きっと靴でタイムも変わるのでしょうね。
女子の復路を待っている間に時間があったので、
本日紹介の<go go coffee>で一休み。
カウンターに座っていると、すぐ前の西大路通りが見えるので、
大会の車が通ってからでも間に合います。
飲みかけのコーヒーを片手に応援開始。
寒い中、鼻の頭を真っ赤にして大通りを走り抜ける選手たち。
どの選手もいとおしくなってきます。
事故もなく、けが人もなく大会が無事に終わって良かった。
また来年も応援に行こう。
大将軍の「piu cafe ピウカフェ」・タワーパイケーキが美しい !
こんにちは、トルテです。
*2021年1月 定休日の訂正をしました
本日は京都は右京区大将軍にあるカフェ
「piu cafe ピウカフェ」 です。
立命館大学・衣笠キャンパスから約20分、京都市バスのバス停<大将軍>から7分ほどです。西大路通りを少し入った所にあります。
くすんだブルーが素敵です。
クリスマスツリーが似合いますね。
店内の様子
テーブルの真ん中から伸びた枯れ枝とドライフラワーがいいですねぇ。
アンティークな雰囲気。
席は全部で4か所。大きな相席テーブルが1つ
4人掛けのテーブルが2つ
カウンターが3席
奥にも4人掛けのテーブルが1つあります。
キッチンのカウンターには、パイとフルーツ、そしてテイクアウト用のクッキーがあります。
美味しそうですね。
本日のスイーツ
ブルーベリーアップルパイ
900円
こちらのお店は春と冬限定の苺のミルフィーユで有名ですが、イチゴ以外もきれいです。
こちらが苺のミルフィーユ。
ピウカフェさんのツイッター画像をお借りしました。
かわいいですね。
さて、ブルーベリーパイのご紹介です。
苺のミルクアイスにブルーベリーソースがかかっています。
下にはパイが3段重ねに。
このパイ生地はほんとにサックサク!
パイとアイスというとてもシンプルなスイーツですが、パイのサクサク感とアイスのとろみがとても良く合います。
小さそうに見えますが、食べ応えのあるパイですよ。
モンブランミルフィーユ
1400円
秋と言えばモンブラン。
モンブランクリームは私の大好物。
おいしいですよねぇ♡
こちらの商品は「秋限定」ですので11月で終わりです。
12月は先で紹介した「苺のミルフィーユ」が出ています。
こちらのパイも3段重ねですが、てっぺんのモンブランの中にはマロンムースが入っています。
このムースも美味しかった!
まあるいパイも可愛いですね。
パイは楊枝で刺してあるのでしっかりと立っていますが、食べる時にはどうしてもこうなる・・・。
どっち~ん!
バラバラにしないと食べられませんから、仕方ないですね。
アップルパイ
800円
シナモンの香りが漂います。
バニラアイスの上に飾られたリンゴの・・・何と言う名前でしょうか?
薄い甘く煮たのが乗っています。
帽子みたいでかわいい。
リンゴの下はアイスです。
ドリンク
ドリンクもたくさん種類があります。
シャーリーテンプルはジャーに入って出てきます。
アイスコーヒーのシロップがかわいい小瓶で。
お水も小さなピッチャーに。
レモン水です。
その他<タピオカドリンク>もたくさんあって、タピオカのイチゴソーダーが気になったのですが、実はわたくし、タピオカが苦手でして。
イチゴのタピオカ、きれいでしょうね。
お好きな方はお試しあれ。
ドリンクメニュー
生クリームマシュマロホットチョコも気になる~。
スイーツメニュー
かっこいい黒板のメニュー表です。
一番下の文字が見えにくいですが、「いちごフルーツサンド・1000円」と、なんとかタルト?
すみません・・・画像が悪いですね。
駐車場情報
専用駐車場はありません。
お店の斜め向かいにある<島津アリーナ京都>のすぐ横にキョウテク「府立体育館横パーキング」があります。
平日:60分200円・最大料金600円
土日:20分100円・最大料金1200円
店舗情報
営業時間 11:00~19:00
定休日 火曜日
電話 (075)205-5109
*喫煙席有・分煙です
最後にちょっと無駄話 京都府立体育館でバレー試合
カフェの斜め前には京都府立体育館「島津アリーナ京都」があります。
武道やスポーツ、そして10月には相撲巡業が行われます。
この日は実業団のバレーボールの試合がありました。
駐車場にはバスが3台。
埼玉上尾メディックス、
日立リバーレ、
トヨタ車体クインシーズ
の3チームのバス。
この日の試合は12チームで行われたようです。
私がまだ<お姉さん>と呼ばれていた頃のバレーボール界は華やかで、
1990年代前半には、私と同年代の川合俊一さん、益子さん、大林さんなどが活躍されていました。
川合さんは人気がありましたねぇ。
でも今思うと、女子のあの<ブルマー>はかなり変ですよね、
なんであんなん穿いていたのやら?
幼い頃は「アタック№1」がTVでやっていまして、
<苦しくったって~ 悲しくったって~>というあれですね。
「そんなん絶対でけへんわ!」とツッコミたくなるような技がたくさんありました。
<殺人スパイク>なんてのもあったなぁ。
一番覚えているのは<三位一体・イナズマ攻撃>。
三姉妹が舞い上がる時の、あのおどろおどろしい色合いが忘れられません。
それならバレーが好きだったかのかというと、これが全然。
小学生の頃は母がママさんバレーをしていたので、しょっちゅう近所の公園でバレーの相手をさせられました。
とにかく手が痛くて…何度もレシーブをしていると、手首の内側が青~くなるんですよね。あ~痛い。
いろいろと思い出深いバレーボールですが、今はボールの色も変わって華やかになって、得点ルールも変わってスピード感がありますね。
それに何より、
女子のユニフォームが<ブルマー>じゃなくなって、よかったなぁと思います。
***お付き合いありがとうございました。
京都・今宮神社のあぶり餅 「一文字屋」か「かざりや」、どっちにする?
こんにちは、トルテです。
本日は今宮神社門前にある茶店
あぶり餅の「かざりや」さんです。
一文字屋とかざりや
今宮神社の門前には2軒の茶店がありまして、どちらも同じ<あぶり餅>を提供しています。
正面が今宮神社東門です。
向かって左が「かざりや」さん、
右が「一文字屋和助」さん。
お店の造りも、あぶり餅のお味もほぼ同じ。
味噌だれの味が違う!という方もいらっしゃいますが、
すみません・・・私にはわかりませんでした。どちらもおいしゅうございます。
一文字屋
「一文字屋和助」さんは日本最古の和菓子屋と言われていまして、
なんと創業約1000年!
平安時代から続いています。
さすがは京都です、歴史が長い。
店の外にも腰かけがあって、
この日はワンちゃんを連れたお客さんがいらっしゃいました。
靴のままで一服できる席が広いので、
お座敷に上がらず、ちょっと食べたい時には便利です。
もちろん奥にお座敷もあります。
かざりや
「かざりや」さんは創業約400年。
江戸初期からということで、こちらも十分歴史があります。
「かざりや」さんはお座敷がメインでしょうか。
入ってすぐの所にいっぷく席もありますが、座敷の障子が雪見になっていて素敵なので、ぜひお座敷をお勧めします。
今回はかざりやさんに
今回選んだ「かざりや」さん。
この日は日曜という事でお客さんが並んでいましたが、
待ち時間は5分ほどで、すぐに入ることができました。
店先に炭火がありまして、そこでお餅をあぶります。
きなこをまぶしたお餅を竹串に刺して、炭であぶるんですね。
この少し焦げたところが香ばしくておいしい。
ところでこの竹串、ただの竹串ではありません。
今宮神社に奉納された<斎串(いぐし)>を使っているんだとか。
斎串とは神様に供える串のこと。
なんだかご利益がありそうですねぇ。
店内の様子
奥のお座敷に案内されました。
向かって左のお部屋です。
こちらで靴を脱ぎまして、
床の間があって、
ストーブが置いてあります。
石油ストーブって、なんだか懐かしいです。
梅の絵
雪見障子からお庭が見えて、雪が降ったらステキだろうなぁ。
この日は午前中が雨だったので、
庭の石がしっとりと濡れて風情がありました。
寒くなければ、ここの縁側に座るのもいいですね。
あぶり餅
一人前・500円
一皿が一人前です。
串は11本くらいです(くっ付いて上手く数えられなかった(-_-;))。
お土産を注文すると、5串おまけをしてくれました。
アツアツではないので、食べやすいです。
お餅はあぶってあるので、熱の入れ過ぎでとけることもなく、
ほどよい柔らかさです。
甘い白みそのタレがかかっています。
この白みそベースのタレと、
お餅にまぶしたきな粉が合うんですねぇ。
このタレが美味しくて、何本でも食べたくなります。
あっという間に食べ終わり、
注文していたお土産を手にお店の外へ。
お土産は3人前から注文できます。
最初に注文しておけば、食べ終わるまでに用意してくれますよ。
タレが落ちるので、こんな感じで包んでくれます。
中のお餅は笹(茶色くて、おにぎりを包む、あれです)で包んでありまして、
最近トンと見なくなった本物の笹なもんで、なんだか捨てるのがもったいない。
テイクアウトしたあぶり餅は、少しだけレンジでチンすれば、お店で食べるのと同じ柔らかさになります。
自分でも作ってみたい!と言う方、
レシピのサイトがありましたので載せておきます。
ぜひ挑戦してみてください。
駐車場情報
今宮神社の駐車場と提携していまして、1時間無料券がもらえます。
但し、今宮神社の参拝客も利用するので土日はけっこう混みます。
神社前の道路沿いにもコインパーキングがありますが、
そちらは提携ではないので自腹となります。
店舗情報
営業時間 10:00~17:00
定休日 水曜日
<一文字屋さんも同じです>
最後にちょっと無駄話
京都の混雑
昔、私がまだ大学生だった頃、
友達と一緒に、このあぶり餅を食べたに行った事があります。
30年以上昔の話ですが、
あの頃はまだ、京都もこんなに観光客がいなくて、
ふらっと行っても待つこともなく食べられたような記憶があります。
今はもうどこに行っても人人で、
”ちょっと行こか”ができなくなってしまいました。
去年、息子が学校の遠足で嵐山に行ったのですが、
何と渡月橋を渡るのに30分もかかると!
普通は5分ほどなので異常な混みようです。
橋が渡れないので嵐電は諦め、
阪急電車でぐるっと回って帰って来たと聞き、
本当にびっくりしました。
京都は観光都市なので仕方がないのですが、
近年は容量オーバーなのではないかと。
あまりに人が多いのは、
京都らしい風情がなくなってしまうような気がして、
少々寂しい感があります。
そうは言いつつ、
私もあっちこっちの観光地に遊びに行くので文句は言えません。
お互い様ということでしょうか。
地元民の皆様に迷惑にならないように、
観光地を楽しもうと思います。
***お読みいただきありがとうございます。
堀川商店街の【ザ・ニコル】 中身が不思議なモンブラン<五感モンブラン・茶々>
営業時間・定休日・公式HPの変更しました(2021年2月)
こんにちは、トルテです。
本日は堀川商店街でひときわ目立つお店、
【THE NICOLE<ザ・ニコル>】
オレンジ色の外観がきれいです。
堀川沿いに伸びる堀川商店街。
南は下立売通りから北は下長者町通りまでアーケードが続きます。
商店街の歴史は古く、前身は昭和初期にまで遡ります。
今の形になったのは戦後ですが、昔の商店街の姿をそのままに、おしゃれなカフェや雑貨店なども出店されています。
「ニコル」さんは下長者町通からすぐなので、商店街の北の方にあります。
店内の様子
テーブルが4席ほどの小さなカフェ。
私たちが入店した後すぐに、店内はあっという間に満席に。
すぐ近くに阿倍清明公の「清明神社」があるためか、若いお嬢さん方が次々と訪れます。
ショーケース奥のキッチンです。
ブルーのタイルがおしゃれですね。オレンジとよく合います。
店内にはケーキや焼き菓子が並んでいます。どれもおいしそうですね。
冷蔵庫にはカタラーナが並んでいます。
カタラーナとはクリームブリュレに似たお菓子ですが、本来は粉を使っているのでクリームブリュレとは食感が違います。
ニコルさんのカタラーナは粉を使っていないので、クリームブリュレに近いですね。
カタラーナ、私は初めて聞いたのですが、こちらのサイトに詳しく書かれています。
本日のスイーツ
【五感モンブラン「茶々」】1100円
注文してから作るので15分ほどかかりますが、このモンブランは待つ価値があります。
画像ではわかりにくいですがけっこうな大きさなんですよ。普通のモンブランケーキの2倍くらいはあるでしょうか?
でもこのモンブランの真価は「大きさ」じゃないんです。
ケーキにフォークを入れると…
割る瞬間の「サクッ」という音がしてびっくりします。
「え? 何が入ってるの?」
「サクッ」の正体は「メレンゲ」。
モンブランの中にはいろいろ入っていてびっくり(*_*;。
抹茶アイス
メレンゲ
オレンジピールのマーマレイド
そして外側にはたっぷりにモンブランクリーム
実は私は抹茶が苦手。でもこの抹茶アイスはくどくない。あっさりしていて、モンブランクリームとよく合います。
絶妙なお味と食感が楽しめるこの商品、非常にお勧めの一品です。
【クリームチーズと鳴門金時芋のケーキ】
540円
こちらのケーキもおいしかった。
お芋クリームの中がクリームチーズになっています。
チーズとお芋ってあいますね。
コースターの猫がかわいかったので。コースターは陶器製です。
駐車場情報
下長者町通りの一方通行を入ってすぐにコインパーキングタイムズ下長者町猪熊があります。
この信号前の道を左に。
40分220円・最大料金800円なので、利用しやすいですね。
店舗情報
営業時間 10:30~22:30
*ケーキ販売は16:00まで
*ランチタイム 15:00まで
定休日 月曜日・火曜日
電話 075-406-1980
所在地 京都市上京区西堀川通上長者通下ル奈良物町481 出水堀川団地318号
【カフェはこちらを】
京都 THE NICOLE カフェ - 京都 西陣二条のケーキ屋/洋菓子・カフェ・スパイスカレー THE NICOLE(ザ・ニコル)
***お付き合いありがとうございました。