【辻利兵衛・宇治本店茶寮】 お茶問屋のお屋敷カフェで<季節のモンブラン>を。
こんにちはトルテです。
本日は宇治の老舗名店
辻利兵衛・宇治本店茶寮です
立派な建物と広いお庭
住宅地の端に現れるお屋敷。
ナビがないとたどり着けないような場所ですが、建物には存在感があります。
屋号の【やまり】ですね。
敷地がたいへん広く、さすがは老舗のお茶問屋!と言う感じです。
たわわに実ったミカン。
茶寮の玄関に到着。
公式HPの動画では、立派なお庭や店内の様子が紹介されています。
「もうこのブログ記事はいらないんでは?」と思うくらいのキレイな動画ですので、ぜひご覧くださいね。
さてと、せっかく撮ってきたので店内の様子を。
店内の様子
入り口を入りますと、先ずこの石畳が目に入ります。
暗めの照明が、古民家風の木の色合いを引き立てますね。
コロナ対策で、テーブルの間引きをされています。予約のプレートが置かれていますね。
こちらは奥のソファー席。
もう一か所、お庭に面したスペースがありますが、満席で撮影は断念。公式動画でぜひ。
本日のスイーツ
季節のモンブラン・500円
やまりゼリー・850円
ブログ的にはこちらの【冬限定パフェ・1800円】を注文すべきなのですが、私はどうしても【季節のモンブラン】が食べたかったのです!
でも…おいしそうですねぇ…
季節のモンブラン
こちらのモンブラン、季節によって中に入っている果物が変わります。
今回は冬の【栗】。
夏は【マンゴー】、春は【イチゴ】になるそうですよ。
周りは抹茶クリーム、中にはタルト生地の上にモンブランムース、大きな栗の甘露煮が入っています。
デザートは屋号の入った折敷に乗ってきます。この和の感じがステキですね。
そしてカトラリーは銀。このコントラストが美しいです。
抹茶ゼリー
抹茶アイス入りと無しがありまして、今回は無しで(料金は変わります)。
もちもちの白玉、上品な甘さの小豆、そして苦みの効いた抹茶ゼリー。
かなり弾力のあるゼリーで、「抹茶そのもの」というお味です。
抹茶蜜がついてますので、甘味が足りない時にはこちらをたらり。
濃厚で甘い抹茶蜜。かけすぎると甘々になるのでご注意を。
こちらもちゃんと深底の折敷に入ってますよ。
今回もひとりで入店。
モンブランとゼリーを一人で平らげ、おなかいっぱいに。とっても満足なひと時でした。
テイクアウトコーナー
店内の一角にお土産コーナーがありまして、和洋それぞれあります。
先ほど食べた【季節のモンブラン】もテイクアウトできます。
気になるこれ、美味しいそう!
定番の【抹茶だんご】も。
洋もののクランチ
その他、大福やチーズケーキ、ロールケーキなどもあります。
もちろん!お茶の販売もされていますよ!
店舗情報
営業時間 10:00~18:00
*LO17:00
1月26日から当面の間【17:00閉店】となっています。LOは16:30です。
定休日 火曜日
駐車場情報
店舗の前に専用駐車場があります。4台ほど置けます。
満車の場合はJR宇治駅前の市営駐車場が便利です。
店舗までは徒歩10分ほど。30分100円です。
最後にちょっと無駄話 お茶の色々ランキング
お茶の生産量第1位は?
宇治は言わずと知れたお茶の産地です。ですが生産量では国内第5位。
ランキングはこんな感じ。
【緑茶の生産量】
1位・そうでしょうね静岡県
2位・ちょっと意外鹿児島県
3位・お伊勢さんの三重県
4位・これまた九州勢宮崎県
静岡県と鹿児島県の生産量は群を抜いていまして、どちらも3万トンに迫る勢い(2019年調べ)。
第3位の三重県が6000トン弱なのでその差は歴然。
消費量では ?
総務省が国民の消費動向を示すランキングを発表しています。
(二人以上の世帯が対象、都道府県の県庁所在市ごと、2017年~2019年の平均)
お茶の集計もあるので、こちらを利用しまして、先ずは緑茶の消費量ランキングです。
【世帯当たりの緑茶消費量】
1位・やっぱりね静岡市
2位・静岡県だし浜松市(静岡県)
3位・産地ですから津市(三重県)
4位・なんでか長崎市
5位・そりゃそうだ鹿児島市
生産量と比例している感じですね。
お茶の購入金額では?
今度は緑茶にどのくらいお金をかけているかランキング。
【世帯当たり・年間購入金額 】
1位・静岡市
2位・長崎市
3位・浜松市(静岡県)
4位・鹿児島市
5位・横浜市(神奈川県)
おぉ、ここで横浜がランクイン!
横浜市は消費量では第14位。量は少ないがお金はかけているわよ~ん!と言う事でしょうか。さすがはお金持ちイメージ横浜!
しかし、日本で一番お茶にお金をかけているのは静岡県で8807円。
第2位の長崎市は6680円ですからやはり多いです。最下位・沖縄の6倍になります。
ところで京都は?
宇治市の統計はないので、代わりに同じ京都ということで、京都市で見てみましょう。
京都市の緑茶消費量は8位、金額では22位…これはビミョ~な結果。
緑茶、それほど飲んでない、その上お金もかけてない…
じゃあ京都市民は何を飲んでいるのかといいますと、なんとそれは【コーヒー】です!
消費量・金額ともに堂々の第1位!
<京都はお茶>と売り込んではいるが、京都市民はお茶を飲まずにコーヒーを飲んでいた?
これはなんということでしょうか! 京都市民はもはやお茶に顔向けできませんぞ。
京都市の現実…
ランキングを眺めていますと、どうやら京都市民のみなさまは【加工品】がお嫌いなご様子です。
コーヒーは飲むが【コーヒー飲料】はワースト3位。スポーツドリンクは最下位、炭酸飲料もワースト2位。そのほか天然でない飲み物はすべて下位です。
それは飲み物だけではありません。ランク上位と下位の食品を並べてみましょう。
まずは消費上位。
ようかん、乾物・海藻、大豆食品(豆腐以外)、梅干し、つくだ煮、漬物、油あげ・がんも、バナナ、柿、コーヒー
消費下位のもの。
アイスクリーム、チョコレート菓子、スナック菓子、ハンバーガー、ラーメン(外食)、カップ麺(最下位)、スポーツドリンク(最下位)、炭酸飲料
「添加物混ぜたもんは食べしまへんえ!」と言うよりも、これはつまり京都市の高齢化が甚だしいと言う事ではないでしょうか。
おそるべし、総務省統計局作ランキング。
総務省のランキング
総務省統計局が出している家計調査のランキング、非常に面白いです。
食べのもの他にタクシー代とか電気料金、給食費なども載っています。
消費の違いから、その地域の特徴がわかるかもしれません。お暇なときに覗いてみられてはどうでしょうか。