関西まいにちカフェ日記

京都と大阪、おいしいものを綴ります

金沢カレーの「ゴーゴーカレー」 おいしすぎてゴリラも笑う?

こんにちは、トルテです。 

 

本日は日本の国民食、みんな大好き「カレー」でございます。

 

その名もご存じ「ゴーゴーカレー」

こちらは2020年4月にオープンしました、

「京都丹波口駅前スタジアム店」です。

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JR山陰本線(嵯峨野線)丹波口駅からすぐ。

五条通り沿いにあるのでとってもわかりやすいです。

 

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勢いに乗るゴゴーカレ―  

 

2004年の初出店から、今や全国に74店舗(2020年現在)、海外にも11店舗を出店。

 

勢いありますねぇ。

 

私はてっきり1号店は金沢本店だと思っていたのですが、「新宿店」が最初のお店なんですね。

東京で勝負されたんですね~。

 

ところがこのゴーゴーカレー、関西には京都に2店舗兵庫県に1店舗しかありませんなぜか大阪にはないんですよねぇ…。

 

アメリカに10店舗もあるのに、大阪にはない…。

奄美大島にもブラジルにもあるのに、大阪にはない…。

 

なんでやーーー!

 

昔は道頓堀に1店舗だけあったようなのですが、何故だか閉店となってしまいました。…残念。

 

店内の様子 

 

さて来店しますと、先ずは入り口の券売機で食券を購入します。

 

S・M・L・XLとサイズがありますのでお間違えのないように。

とんでもなくデッカイのがくるとびっくりしますからね。

 

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店内にはそこここにトレードマークの「ゴリラ」がいます。

 

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ところで、なんで「ゴリラ」なん?

 

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金沢出身の創業者・宮森氏は、同じ石川県出身の元プロ野球選手、松井秀樹さんの大ファン。

 

本当は松井さんの愛称である「ゴジラ」を使いたかったそうなんですが、なにせ使用料が高すぎた…。

 

仕方がないので、「ゴ」つながりの「ゴリラ」にしたんだということです。(Wikipedia参照)

 

「ほぉ~ワシはゴジラの代わりかぁ? なめとったらあかんでぇ~、ごぉら~」

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…なんてことは言いません。温厚なゴリラさんですもんね。

 

「うっほっほ~ぉ」 

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出典:ゴーゴーカレー・金沢本店

こだわりと言えば、数字の「5」にも強い思いがあるとか。

開店・閉店時間も55分になっているお店が多いそうですよ。

今回の丹波口店もそうなんですよ。

 

本日のカレー

 

「大人のゴリえもん」 

小盛・850円

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「あぁーーびっくりした!!」という顔ですねぇ。

 

口の横にはフォークが突き刺さっとりますが、大丈夫なんでしょうか?

 

逆から見ると、なんのこっちゃわからんもんになりますよ。

 

ほれ。

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食材の陳列(-_-;)

 

やっぱりこっちですね。

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頬に紅でもさしてやろうかと、福神漬けを箸でつまむと、勢い余ってこぼしてしまった…

 

吐血!

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大丈夫か!

救急車呼ぶか?!

 

…なんて遊んでいる間に、一緒に行った連れは、もう残りが半分ほどになっていた!

急いで食べよう。

 

連れが注文した

「チキンカツカレー」

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プラ板越しに写したので、光がはねておりますが、やはり主役級の貫禄がありますねぇ。

 

メニューいろいろ 

 

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ロースカツカレー

チキンカツカレーなどの主役級から、

メジャーカレーなどと言う、

ゲテ物カレーもあります。

 

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これ、何人で食べてもいいんでしょうか?

 

金沢カレーとは

 

特徴

 

さてこの金沢カレーの特徴はと言いますと、

(1)ルーは濃厚でドロッとしている。
(2)付け合わせとしてキャベツの千切りが載っている。
(3)ステンレスの皿に盛られている。
(4)フォークまたは先割れスプーンで食べる。
(5)ルーの上にカツを載せ、その上にはソースがかかっている。 

「ゴーゴーカレー公式HPより」

 

 おっしゃる通り、ルーはどろっと固めです。

ところがご飯と混ぜると良い感じに絡まり、とろとろのルーよりも食べやすいんですよね。

 

そしてここのカレーは辛くないんです。

辛くないんだけど濃厚でおいしい。

 

添えてあるキャベツの千切りも一緒にぐしゃぐしゃに混ぜて食べれば、しゃきしゃき、どろっ、あっさり、濃厚。

いろんな味が交互にやってきます。

 

あのルーは他では味わえないおいしさ。

秘訣は何なんだろうか。

 

歴史 

 

1960年代前半には確立されたと言われる「金沢カレー」

 

レシピの考案者は金沢カレーの老舗「カレーのチャンピオン」の田中吉和氏だと言われていますが、「金沢カレーの元祖」については諸説ありまして、はっきりと「ここ」とはわからないようです。

 

田中氏が独立前に勤めていた「レストランニューカナザワ」

1955年ごろにあったレストランですが、ここには田中氏をはじめ、その後の「金沢カレー」の創業者や関係者が5人も勤務されていたそうです。

 

これは有力なのではないか?

 

詳しくはこちらをどうぞ

chancurry.com

 

 

コロナ対策

 

テーブルの真ん中にはプラ板の仕切りがつけてあります。

矢印のところです。

総てのテーブルに設置されています。 

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店舗情報

 

営業時間 10:55~22:55

定休日  年中無休

 

gogocurry-kyoto-tambaguchi.com

 

 駐車場情報

 

専用駐車場はありません。

 

一番近いのはタイムズ丹波口駅前。

お店から JRの高架下を通って東に行くと「びっくりドンキー」がありまして、その隣です。

 

134台収容

1時間200円(最大料金900円) 

 

 

最後にちょっと無駄話 苦難の船出

 

今回ご紹介のお店は2020年の4月オープンでした。

ちょうどコロナ自粛に入った頃。実に気の毒なタイミングです。

 

ゴーゴーカレーの近くの新築ホテル。

こちらも4月オープ年予定とありました。

 

オープンの日取りは何か月も前から、ホテルの場合は何年も前から決まっているものですよね。

 

その段取りで進んでいるので、急に延期にするのは難しい。

店舗が賃貸なら、賃料だけ出ていくことになりますもんね。

 

オープンの日がたまたまこの時期に当たったのは、本当にお気の毒としか言いようがありません。

 

苦難の船出ではありますが、どうか頑張っていただきたい。

 

美味しいカレーをこれからも、せっせと食べに行きますよぉ~。

 

フレーフレー、京都丹波口駅前スタジアム店!

フレ―フレー、全国の「苦難の船出」を迎えてしまった皆さま!

 

 

お読みいただきありがとうございます。